稼働側の型締め装置がロータリー式に回転する構造です。金型を反転動作させることで１次側で成形した成形品がそのまま２次側へ移動、新たに設けられたキャビティ面との隙間に２次側樹脂を充填する成形方法です。ハイサイクルな成形によって製品を大幅に合理化します。

押出機がＬ字に配置されているのが特徴です。パーティング射出方式で２次側樹脂を金型のコア面に充填することが可能です。キャビ面／コア面の両方の形状が変えられるため、より複雑なアセンブリ一体成形、型内インサート成形を実現します。また、ロータリー式のように金型２面を必要としないので金型コストを低減させることが出来ます。